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東京大学 本郷キャンパスを歩く

上野へ所要で出かけた折に、いつものよう上野公園などぶらつく
さらに弁天島(前頁参照)から根津方面へぶら~り。足の向くままきままに歩いていたら、東京大学本郷キャンパスの弥生門へと着く
東大には何度か行ったことがあるが、折角なので我もあこがれの半日入学?してみた。
まずはシンボルの安田講堂
1960年代の後半は学生運動が激しかった時期。ベトナム戦争反対や安保闘争などで、東大の学生も私学の学生と共闘で、都内はデモ・デモの毎日。「全学連」の用語もできた。
その当時の最後が、この「東大安田講堂事件」でしたね。
ここに立てこもった学生を排除しようと、東大側が警視庁の機動隊を要請したのがきっかけで、双方での大衝突となり2日間わたりの乱闘となりました。
いまは、何事も無かったかのような姿で「東大のシンボル」となっています。
  そこで一句575:全共闘 今は昔の語り草
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そんな東京大学・・といっても、広大な敷地は一つの街のよう。どこに何があるか、探すのもたいへんです。とりあえず有名どころの『三四郎池』
江戸時代には『加賀前田家・上屋敷』で、当時の「心字池」が林の中に残っています。
百万石の大名屋敷と云われると、唯の池でも何か「荘厳な池」にも見えてくる。
その池は、夏目漱石の小説『三四郎』にあやかり、今は「三四郎池」と呼ばれています。
  そこで一句575:加賀の池 華麗に映す秋模様
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また三四郎池の周辺は小鳥のオアシス化か、たくさんの木々に囲まれていて癒される。
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数えきれないほど林立する校舎や建物・・どれをみても私学にみられる、きらびやかな建物はなく、どの建物をみても、ここを卒業し「栄えある名誉を得た先輩諸氏」の汗がしみ込むような格式と伝統の建物ばかりだ。
  そこで一句575:学士道 見えぬ先には 秋麗
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そして最後は正門前をよそ目に、これまた有名な『赤門』へ!
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現在は緑一色で何も目新しい自然はありませんでしたが、これから先の秋には「紅葉」と「イチョウの黄葉」で色づくことでしょう。そんな時季にもう一度訪ねてみたい。

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