野に咲く花には、気をつけよう！

『新型コロナウイルス』で震撼、街中は閑散とした寂しい一日。さらに拍車をかけてか、冷たい雨と強風が吹きしきる一日でした。
これではさすがに『不急不要の外出自粛！』と言わねども、出かける人は少なかろう。
近くの道端に立つ｢電柱｣もこの花冷えにはいささか震え気味だが、足元には華麗なる花「マーガレットの足袋｣を履き、黙々と頑張っていた。
　　そこで一句575：花冷えも　足元温し 花の足袋

またこちら・・可憐な花をもっこりと咲かせているのは『花ダイコン』
ダイコンといえば、昭和の時代ころまでは母親が毎朝みそ汁を作ってくれた時の、あのまな板の上でのとんとんとんと切り刻む｢ダイコンの細切り」の音を思い出す。
あの大根とこの花は異なるのだろうが、温かみの感触が類似するのではとも思われる。
　　そこで一句575：とんとんトン　花ダイコンの香る朝

そして、その花ダイコンが咲く道端の雑草の中には、まっ黄色のタンポポが咲いていた。
このタンポポ、背が低いのでちょっと間違えると踏みつぶされそうだ！
・・てなわけで、｢気お付けてくださいね！｣と言わんばかりの黄色なのかも！
　　そこで一句575：鼓草　踏まれ防止か　黄信号

みなさんも『野の花には、気をつけて 歩きましょう！』