SSブログ

秋本番・・秋川渓谷から御岳渓谷のバスの旅(その2)

前頁(11/5)の続き・・その2  秋川渓谷 『黒茶屋』を訪ねて!
バスツアー客の大半が女性客・・花(紅葉)より団子(山の幸)で、皆さんのお目当ては、東京の奥座敷で『美味しいものを食べようか!』といったところのようだ。
閑静な山里割烹『黒茶屋』は、秋川渓谷沿いの斜面を利用して作られている。
DSCN4525.gif
苑に入ると大きな水車が、コットンコットンと廻っていてのお出迎え!
  そこで一句575:秋晴れに コトン・コットン 水車かな
DSCN4615.gif
周囲はすべてを樹木が囲み、昼なお暗き通路があり、その先には渓流の音が聞こえる。
  そこで一句575:庵小径 昼なほ暗き 秋思かな
DSCN4586.gif
さてお目当てのお料理・・テーブルには「前菜」が用意されている。
そのあとは、コースのものが時間を追って運ばれてくる。
DSCN4552.gif DSCN4557.gif
日本酒を飲む人、ワインを、そしてビールと、好みのアルコールで、食が進む。

この後は2時間近く、園内の自然庭園を各自が自由に散策する嗜好だ。
食事中より気になっていたのが、近くの「庵の屋根の苔」だ。
DSCN4562.gif
近づいてみると、数十年もたっら貫禄の苔がむっすりと生えていた。
  そこで一句575:苔生すや 歴史を刻む 郷の秋
DSCN4588.gif
あちこちには、庵の形のお休み場が木々の間や竹林の間に立っていて、風情をかもす。
そんな竹林をみると、春先の筍が皮を被ったまま、にょっきり立っている。
「筍のよう大きい!」とよくいわれるが、まさに親ゆずりの伸び盛りだ。
  そこで一句575:背高く 秋のタケノコ 親譲り
DSCN4610.gif

DSCN4609.gif
また、山の清水を利用しての「お豆腐」「焼きたてのお焼き」など、ちょっと食欲をそそる幟を立てて売っていて、足を止めたくもなる。
DSCN4598.gif

さて今回は、時期的に「紅葉」は未だ早く、色づきをしていませんでした・・残念!
ここに貼った画像に、もし「赤や黄色のモミジ」が溶け込んだなら、どんな様相にあるのだろうと想像しながら「黒茶屋」を後にして、次の訪問地『御岳渓谷』を向かいました。
そしてその途中、JR軍畑(いくさばた)駅近くの橋のうえから、今回のハイライト「渓流」を染めるような紅葉を発見・・車窓からズームイン!・・結構でした!
DSCN4625.gif

nice!(0)  コメント(0)