台風8号の影響か・・不安定な天候の一日！

ここ連日の挨拶で恐縮です！
逢う人会う人のご挨拶は「暑いですね」「いつまで続くのでしょうこの暑さはね」等々！
今日の予報は荒れ模様だったが、朝から太陽は｢燦燦ぎんぎらりん」の暑さが照りつける。
朝起きて、まずは空を見上げる・・早朝の頭上はすっきりと晴れていたが、一時間二時間とたつにつれ、予報通り雲行きが怪しくなる・・昼まえにはにわか雨も降り出す！
最近は、夏雲に凝っているオグリ君ですが、今朝のお気に入りはこれ！

ラクダのような顔が二つ、遥かな雲行きを眺めてのきょうの天候を占っているようにも！
　　そこで一句575：雲の峰　気象予報か　遥か見ゆ

天気予報では、台風8号の影響で西日本方面は猛暑日と大雨が続き、また東日本では不安定、とくに日本海方面はフェーン現象の猛暑日になるという。

空を仰げば、台風前の折り重なった分厚い雲や怪しげな黒い雲等々が入り混じる！
　　そこで一句575：重ね雲　台風近し　静けさか

青空が広がるも、いつ雨が降り出すかわからない。そんな予報に遠出はせず身近をぶらり
工場街の塀の中から、夏の青空によく似合う『夾竹桃』が顔を出していた。
この花は根に毒成分を持つが、公害に強いということから千葉県では多く植えられている。
　　そこで一句575：夾竹桃　照られ屈せず　きらり燃え

小さな公園に藤棚があり、その下は天然の「日陰の休み場」となっていた。
一服がてら涼み見上げると、大きな藤の実が生温い風にぶらぶら風任せで揺れていた。
春の「花咲く藤の花」は、誰からも愛されてのもてる花だが、藤の実は｢色気なし！｣
俳人・芭蕉の一句に『藤の実は　俳諧にせん　花の跡』があるようだが、そこまで嫌わなくともいいのでは芭蕉さん・・・
　　そこで一句575：藤の実や　棚にぶらりと　風任せ

このぶら下がりの感じ・・けっこうユーモアで、様になっているよう見えるのだが！
この藤の実は、マメ科で鞘が大きくなる秋の終わりには、自然にはじけその反動で「種を散布する習性」があるといわれています・・そんな時期にもう一度見てみたいものだ。
さて、こちらの農家の庭先にはりっぱなシュロの樹があった。
そこで一句575：シュロの葉や　残暑の陽浴び　影落とし

私の実家の庭にもシュロの樹があった。この樹の皮は繊維質の皮で水に強く、かつてはタワシやほうき、そして蓑がっぱを作ったとも聞いている。
そんな昔話を久々に思い出してみた、オグリ君でした。
なお、本日の列島全域の気温は台風8のフェーン現象など影響で、そのほとんどが35℃前後の猛暑日でした！・・下図（ウェザーマップ）参照