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東京大学の秋を求めて!

前頁(11/25)の続き・・東京大学・本郷キャンパスの秋を歩く!
上野不忍の池から長い坂道を上って、大学構内へ。
何度か来ているが、広いキャンパスはわかりにくい。またきょうは平日ということもあり、学生さんも多く歩いていた・・目指すは、シンボルの安田講堂前広場へ!
「安田講堂」といえば、昭和の中期のころの「全学連」「全共闘」など学生運動の拠点になり、長きにわたり「学生と政治」いや「警官」との、にらみ合いになった所でもある。
  そこで一句575:時を経て 水攻め思ふ 寒き空

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いま報道で見られる「香港『理工大学』を拠点とした学生・市民運動」を思い出す、大掛かりな闘争が繰り広げられた場所でもあるが、今は何事もなかったように平静だ。
そこからさらに大学正門前へ。この辺が銀杏の一番きれいに色づいている処かも!
 そこで一句575:秋の陽や キャンパス包む黄金(こがねかな
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そして並び隣の有名処『赤門』へ。
加賀百万の朱塗りの赤い門が、令和の今も残っています。
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学生さんたちは今日もこの歴史ある『赤門』くぐり抜け、日本国を継承した「豊かな未来国」を創っていくのでしょうか! それでは我もまたこの狭き門を堂々とくぐろうか!
  そこで一句575:泰平の 加賀殿くぐる 紅き門
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このあとは、見取り地図に従い、夏目漱石の小説『坊ちゃん』ゆかり「三四郎池」へ!
思ったより「紅葉」は進んでいませんが、池の畔を歩くと、何か「余韻」が残る池だ。
一人もの、幾組かのアベックなどと共に、我もまた池を巡りて楽しんできました。
  そこで一句575:坊ちゃんも 秋の日差しに 池巡り
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そして此の地から、空を仰げば色づいた葉っぱの間からは、風の音と共に真っ青な空が洋々と見えていた。
  そこで一句575:仰ぎ見る 色づく葉音 風寂し
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また足元はといえば、昨日降った雨にぬれた石畳と落葉のコラボがまたいい感じでした。
もしかして、小さな虫たちにとっては格好の隠れ蓑なのかも!
  そこで一句575 石畳 小虫身を隠く 落葉かな
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そんなまだ「紅葉の時期」には遅いのか、早いのかはよくわからない、東京大学・本郷キャンパスの晩秋のひと時でした。
この後は、我が家族と「秋葉原』で落ち合い「ちょいといっぱい!」へに合流で~す!

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