台風一過、後は好天暑き空！

私たちの住む、松戸市は幸いにも台風に被害から免れました！
”台風一過”という言葉はあるが、今回は台風の進路が一般コースとは異なり・・関東めがけて北上したのちに、伊豆七島の辺りで西へと進路を変え、三重県辺りに上陸した。
台風一過｢もくもく｣と異様な雲が湧き出で不安定ではあったが、晴間も多い一日となる。
　　そこで一句575：去る嵐　雲のて坊主を　置きみやげ

さて江戸川はどうなっているのだろう？・・興味津々、午後から出かけてみたが、通常どおりで何事も無かったかのよう、大河は洋々と流れていた。
　　そこで一句575：嵐去り　悠々流る　大河かな

また近くの林からは、たくさんの蝉の声がにぎやかに聞こえていた。
蝉はこの世に出てきて、脱皮をからわずか一週間、10日ぐらいの寿命とも聞く。
そんな短い生命の為か、樹の幹で暑さにも負けず、腹の底から声を出し啼いている！
　　そこで一句575：幹い抱き　寿命惜しむか　蝉しぐれ

そんな命短き蝉の一生をみてきました。
台風の去った夕景は、きれいでもあり、また一波乱のある不気味なものにも見えた。