風薫る5月・・松戸中央公園を歩く！

緑ゆたかな いい季節になりました！・・コロナ禍がなければ・・ネ！
ＪＲ常磐線松戸駅から歩いて5分ほどの高台にある｢松戸市中央公園｣周辺を歩いてきた。
現在は、公立の小中学校や私立大学園、裁判所や法務省関連の建屋が建っている。
その中央にあるのが『松戸市立中央公園』です。
かつては、旧陸軍工兵学校があった所で、現在はその遺構として入り口には、『レンガ造の門柱』が残っていて、この季節には緑がいっぱい。五月風が心地いい高台でもある。
　　そこで一句575：五月風　以降の門を吹きぬけり

その門を入ると、目のまえには円形の花壇があり、四季折々の花が咲いています。

今回ここに来た目的は、以前にも当Blogで紹介した事がありますが｢ハンカチの木｣
・・ことしは「コロナ禍」におびえて、こちらの方にはあまり来ていない。
ことしはどうなっているだどうかな・・結果は、ちょうど見ごろでした！
緑の葉の合い間をぬって、白い葉っぱが鈴なりに！　おいでおいでとハンカチを振っているかのように招いていた。風が吹くと、まるで白い波の如しひらひらと！
　　そこで一句575：風薫る　皆でひらひら　白き波

このハンカチの木の白い葉は寿命が短く、花びらの如く舞い落ちてしまいます。
その姿は、草の上にこんな形に皆で舞い落ちています。

ということで『花の教本』等をめくってみたところ、白い葉は｢葉っぱではなくこれが、『ハンカチの木の花びら』だったんですね。だから散っていくんか！なるほど了解！
　　
　　（葉っぱに見える）　さらに拡大すると  （花でした！）

公園をゆっくり歩き、先ほどの正面入口へと進む。その正面には地方裁判所がある。
庭の片隅には赤い花が咲いていた・・近づいてみると、石楠花だ！

ツツジに似た花が、大きな毬のような形に固まって咲く石楠花・・その花は幾つぐらいが固まり咲いているのだろうと、ついつい数えたくなるのが「人の常か！」
　　そこで一句575：石楠花の　珠の花数つい数え

自然界には、年々歳々花相似たりの如くというが・・「コロナ禍」なんかには非ず！　
いつもの如くきれいな花が咲き、むせばむ程の新緑で包まれていた公園風景でした。