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陰鬱な「梅雨の空」模様!

7月も序盤が過ぎて中盤へとはいる。
普段の年ならば、学校の生徒さんたちも明るい「夏休み」を間近に控えての楽しいひと時だ
しかし今年は異なる・・外出するには「マスク」をしてのコロナ禍・恐し!と。
今朝も空を見上げては、なかなか立去らぬ『梅雨空を眺めては ため息!』と あきらめ顔!
  そこで一句575:晴れそうで なかなか去らぬ 梅雨の雲
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そういえば、今朝(7/11)の朝日新聞・朝日川柳にこんな傑作が載っていた!
 雨蛙「おれも日差しを拝みたい」その寸評は「お天道様 や~い」でした!
     (詠み人 静岡県の勝田敏勝さん)・・うまい!

さて、九州全域と列島の各地に居座って、猛威を振るっている「梅雨前線」
後から後から押し寄せてくる巨大雨雲には・・たまったものではありませんね!
ウェザーニューズ等によると、この雨雲状況を『線状降水帯』というそうだ。
暖かい湿った雲が積乱雲となり、山にぶつかり雨を降らせ、その雲が消えずに更に積乱雲が発生し『積乱雲の列』となり、長時間雨を降らせる構図だという。
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そういえば、ここにきて「ウェザーニューズ」などを見ていると、あまり耳慣れしない『雲の種類』を二つほど聴いている。
そのひとつ、7月5日には、『富士山に つるし雲』がかかった!と!
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図解で見ると、こんな感じで、高い山の風下に浮かぶ「レンズ雲」とも呼ばれる雲の一種。
吊るし雲は、高い山の風下に現れる雲で、上空の風に乗って流れる普通の雲とは違って、一度出現すると場所がほとんど動かずに吊されているように見えるので、「吊るし雲」と呼ばれるそうだ。
・「上空の風が強い」「湿った空気が存在する」という状況の時に発生しやすく、天気が崩れる前触れとも言われているそうだ。
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この雲が現れると、天気が崩れち言っていた。

また7月8日には、東京など関東のあちこちでみられたという、ちょっと艶めかしい名称の『乳房雲』なる雲が発生したと報じられていた。
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これも図解で見ると、こんな感じ!
雲の中の強い下降気流と、雲の下の上昇気流がぶつかる事により、渦を巻くような流れ(=乱流)が発生。この流れが、乳房のような特徴的な雲の形を作り出すという。
今回は午前中の激しい風雨をもたらした積乱雲の後ろ側に見られたらしい。
晴れた空から乳房雲が現れた場合は、雹や突風などの前兆となることがあるために要注意のサイン!・・とも云われているそうだ。

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女性の乳房のように、ぷくぷくと垂れ下がった雲だという。
詳しいことは、Webサイト(ウェザーニューズ)をチェックしてみてください。

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