初夏から夏へと季節は進む！

きょう（5/23）も、雨こそ振らなかったが曇天の一日！。買物がてら近くを散策を。
きょうは松戸市内の西側を流れる新坂川沿いのJR馬橋駅周辺を、さらに｢流鉄流山線｣に沿って歩いてみました・・ちょうど二両連結の可愛らしい電車が走ってきました。

この時期目立って咲く花は『山法師(ヤマボウシ)の花』
ミズキ科の一種で、5ｍほどの花木である。

新緑葉の上に、純白の白い葉っぱが雪を被ったかのよう覆いかぶさった風景は、まさに「一幅の絵」のようだ。
でもこの白い花は花ではなく総苞というもので、実際の花は｢この総苞4枚に囲まれたその中央に有り｣と解説されていた・・その目だちがりやの『総苞』は風にひらひらと！
　　そこで一句575：山法師　花より目立つ　苞ひらり　

純白の花は、初夏の陽にピカピカと光り輝き、とてもきれいだ。
また、緑と白の一体が、風の吹く度に波のようにうねる仕草を仰ぎ見られるのも、この時節ならではの風物詩かもしれません！
　　そこで一句575：薫風に　白くうねるや　　苞仰ぐ

そして、5月中旬といえば『花菖蒲、アヤメ』が、そろそろ咲きだすシーズンだ。
その先陣をきって、『黄ショウブ』が咲き始めています。

黄色い花に蝶々がヒラリ・・しかし黄色と黄色ではちょいと｢サマにならない｣かも！
迷い込んできてくれるは、絵になって有難いが、ついつい見過ごしてしまいそうだ！
　　そこで一句575：黄菖蒲に　黄蝶もひらり　迷い込み

そして、水面を吹く風に細い葉が、しなりしなりと揺れ動くさまはのどかな光景なり。
　　そこで一句575：菖蒲葉や　風が吹くたび　しなり揺れ

今月いっぱいには「首都圏の外出自粛」も解禁になるかもしれません。
そしたら久しぶりに、｢都立水元公園｣や｢堀切菖蒲園｣辺りまで足を延ばせるかも！
・・そんな日が早く来ることを願い、本場の花菖蒲に「乞う ご期待を！」