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佐原雛祭りめぐりの余韻!

前頁(さわら雛舟祭り)の続き

みやびのお雛祭りを観た後は、その余韻を残す街中散策を紹介しましょう。
ここ佐原には、数多くの古民家や土蔵などが「小江戸様式の遺産」として残っています。
その大半は、前頁で開催された街中を流れる「小野川」沿いに集中してある。
佐原には何度となく訪れています。今回はお雛様と「街の中心的醤油屋さん」などをスケッチしてみた。
まずはJR佐原駅を降り立つ。改札を出ると、このような暖簾が掛かっているのが特徴!

  そこで一句575:ピッ タッチ 暖簾くぐれば 小江戸の春
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さて、この街で創業寛政12年という老舗の醤油製造業【 正上】。
現在は「佃煮屋」「セストラン」「宝石&とんぼ玉」の装飾店などの多角経営を営んでいるようである。
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当店の小野川へ降りる入り口には、かつて使用したお醤油や酢をいれたとみられる「壺」が重ねてあり、当時をを物語っていた。
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また、小野川と一対の白壁の建屋がとてもお似合いのコラボレーションとなっている。
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そんな街並みは、この時期先祖から引き継いだ「お雛様」が店先に飾られていて、訪れた人たちに微笑んでいる。そんな姿をどうぞ!

そのお雛様、大部分が「竹をカットしたものとの組合せ」となっているのは特徴らしい。
竹取物語の「かぐや姫」と関連づけているのかは、定かではないが可愛いですね!

  そこで一句575:かぐや姫 竹の容器で 天に舞い
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そんな街並みを眺めながら、最後のお目当て酒造蔵へ!
この地は別名「水郷」とも云われている。水とお米が豊富で、それらを利用して江戸年間から酒造業が盛んだったようだ。
現在でも酒蔵が数件あり、その中の【東薫】へ! ここはフリーで行っても「工場見学」が出来、試飲も可能です。
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今日のお土産は、当店の若い兄ちゃんが勧めてくれた「清酒」購入、リュックへ詰め込み帰途へ着く。



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佐原の雛舟祭りをみる!

千葉県香取市佐原・・水郷の小江戸としても有名で、古民家の蔵の街並みが続く。
歴史の町、佐原の町の民家には江戸時代からの雛人形があり、毎年この時期にはそれらを公開した雛まつりが開催されています。
そしてきょう(3/10)には、人間お雛様が小野川を舟で渡船されるお祭りがあると聞き、出かけてきました。
その様子を画像を以って紹介します。
午前11時過ぎ、お内裏様とお姫様の舟が雅楽のお囃子で、しとやかに進んできました。
  そこで一句575:お囃子に 川面をすべる 雅雛
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どんどんと近づい出来ます!
  そこで一句575:行く春や 女雛と男雛 川面ゆく
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お内裏様らの後には、五人囃子が優雅な雅楽で随行し盛り立てます。
  そこで一句575:春風に 五人囃子の 響きあり
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さらにその後には、三人官者が春風吹くなか笑顔で続きます
  そこで一句575:雛の舟 三人官者 笑み浮かべ
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このあとは、右大臣左大臣が女官とともに酒盛りでしょうかな?
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さらに、女官たちが続き色を添えています。
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つづいて宮中に使える稚児さんでしょうか、自元のキャラと花を添え!
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そして川上へと登っていきました!
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そんなお雛様七段飾りの「さわら雛舟祭り」、平安朝の優美さを堪能したひと時でした。

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