季節は秋へ・・彼岸花が咲き始め！

モヤモヤした天候とコロナ対策で、なにか季節感が味わえない昨今だが！
しかし自然界は容赦なくいつもの速度で進み、味わいのある季節感を出していた。
真夏の象徴ともいえる“向日葵の花”も種を取る大型のもはすでに消え、いま咲いていtのは “観賞用”のもの・・これらもこの長雨でほとんどが終焉近しといった処！
　　そこで一句575：向日葵や長雨と共に　見納めと

毎日のように歩くコースも、少し目を離しみると大きく変化していることがある。
数日ぶりに江戸川の土手を歩く・・休憩しているその先に赤いものが見えた・・立入禁止の赤テープかな？　いやいや違いました！　近づくと何と なんと”彼岸花”でした！
“曼珠沙華”とも呼ばれ秋を代表す花で、毒々しい真っ赤な花が既に咲きだしていました。
　　そこで一句575：塗り潰す赤べったりや　曼珠沙華

つい先日、伸び放題の夏草刈りの作業をしていたが、今はそのほとんどが終了！
しかし、彼岸花などは刈り倒さずにこうして観賞用として残してあります。

彼岸花たち周囲の背高だった夏草が刈り取られ、秋の爽やか一日を楽しんでいる様子だ。
　　そこで一句575：草刈られ　スッキリ顔出す　彼岸花

そんなスッキリした土手のくさ原！・・耳を傍てみるともう“秋の虫の音”が聞こえてる。
その土手に、白いものが転がって見える・・キノコの傘でした！
おもしろい形をしているが何か毒々しい感じだ！　“危うきに近寄らず”と一枚パチリ！
　　そこで一句575：白キノコ　見た目楽しや毒怪し

上から見ると怪しげな“ふわふわ菓子”に見えるが、横から見ると・・確かに“キノコ”だ！
秋の音を発する虫たちの“日傘”なのかもしれない！

カメラを持ったご同輩に名を尋ねたが、にっやと笑み見せ、無言で去っていきました。
時計を見ると午後の四時過ぎだ！　先ほどまで晴れていた空も、どんよりと曇りだす。
台風14号が進路を変えて、本土へと矛先を向ける気配と云われていたが、その兆候か！
　　そこで一句575：台風の金棒引きか　仁王立ち

そんなわけで、明日から週末ごろまでの天候は“秋晴れお預け”の予報も出ています。