冒険家三浦雄一郎さん、登頂断念！

ちょっと残念なニュースが流れてきた！
日本を代表するプロスキーやで冒険家の三浦雄一郎氏（86）が、人生の冒険とも称された南米の最高峰アコンカグア（標高6961ｍ）に挑戦したが、きょう現地より随行の医者のドクターストップで山頂登頂は『断念！』というニュースが流れてきた。

随行の次男から日本に残るお姉ちゃんへの電話連絡では、当人は「大丈夫山頂へ行きたい。自信あり」とのことが、『ドクターストップ』では『断念』せざるはいないだろう。
父を案ずる娘さんの言葉は、『普段は上に向かっている気持がいっぱいだけに、降りるときになった父の気持が一番心配だ』とある。

確かに昨日まではすぐ目の前のそびえる大きな目標を、あと千メートル足らずまで追いつめての引き返すとなれば、誰しも糸の切れた凧のような気持ちとなるだろう。
ましてや８６歳の彼にとって「人生最大の最後の賭け」というか、巨大冒険だ！
おりしも、きょうの朝日新聞「天声人語に」に三浦氏のコメント、何歳になっても『目標を持つ人生は楽しい。寝たきり状態から数分脱出することも、新たな友を一人作ることも立派な名冒険です」とあった。
どうかサポーターおんぶされてもいい。しっかりとした舵取りで、元気で無事に麓へと降りられることを祈ります。