二月も終わる・・早春の小川をゆく

早いなぁ！　除夜を、正月をと迎えたのがつい先日かと思いきや、二月も今日で終わる。

寒い寒いもあとわずかで、春の芽吹きがこだまするだろう。
ダウンを着込み、マフラーをしぶらりとでかけてみる・・でもまだ　Oh! 寒
川をのぞき込む。
水中を住みかとしする亀群団が、水の温み始めたことを察知か、丘に登って甲羅干し。
この丘は浮き島だ・・たくさん上ると、ふわりふわふわ　浮き沈み！
ある者は、半分水がひたひたと。まるで水風呂スタイルで気持ちよさそうだ。
　　そこで一句575：水温み　浮き島沈む心地よさ

こちらはがっしりとした大きな岩が水中より飛び出る。
亀の親子だろうか、空を見上げて「鈍間といわれる我ら！・・できればあの大空を自由に飛んでみたいなぁ！」との願望を持っているようだ。
　　そこで一句575：飛べるなら　グッと見つめる青い空

なあんて！・・ロマンを求める早春から春へと、季節の変わる候の川面でした。

春先の天候は、○○心！

この時期は「天候の変わり目」でその変化が激しく、昨日と今日では急変する場合が多く、体調管理が大変だ。

天気予報のおじさん＝予報士さんたちも、スパコンデーターをもとに予報を組み立てて発表するわけだが、データーが多すぎて、かえって苦慮しているような気配もあり。
時には、「晴れのち曇り　ところによっては小雨・・」等々すべてを盛り込んでしまうことがあるようだ。でも全般的に見れば「当たる確率」は高く有難い。
昨日は午後からきれいに晴れ暖かかったが、今朝の晴れは間もなく曇り空の寒い一日。
だが、野辺の花や木々はどんどんと春めきだしているのがうれしい！

春先から咲いていた葉牡丹・・寿命も長く、あちこちで目を楽しませてくれている。
　　そこで一句575：葉牡丹や　一人なごみの日差しかな

寿命が長いといえば薔薇の花。一般には春と秋の二シーズン咲くようだ。が、街中を歩いているとあちこちの民家の軒先から一輪、二輪がぽつんと咲き残りの花を見かける。
しかも寿命も長くきれいに咲いている。これって｢冬の薔薇」とでも言うのでしょか？
　　そこで一句575：薔薇一輪　耐えて冬超すど根性

そんな姿を、ただ黙々と眺め『暖かな　春よ来い！』と待ち望むオグリ君でした。

沖縄県民投票・・埋め立ての是非は！？

世界で一番危険度の高い空港・・『米軍普天間基地』
この空港を移設するための代替え地として政府が進めている『名護市沿岸部の埋め立ての是非を問う』沖縄県民投票が2月24日行われた。
結果は周知のとおり、「埋め立てに反対　４３万超票（72.1％）」「埋め立てに賛成　11万超票（19％）」「どちらでもない　5万超票（8.7％）」と集計結果が出た。

主催者側は、先の沖縄県知事選で「埋め立て反対を引きつい引きついて当選した玉木デニーズ現知事の得票数よりも、今回の反対数が多かった！」と弾みをつけて、これから政府へ「この民意」を突き付けることになるだろう。

ただ、今回の「問う県民投票」の結果は、参考値で法的な拘束力はないそうだ。
その為だろうか、県民有権者の47.52％方が棄権には驚いた。
本件は「一般沖縄県民意は、あまり興味がなかったのだろうか！
私たち県外の者からみていて、長きにわたこの騒動に「沖縄県民ばかりに、戦後からこれまで多くの負担をかけていて申し訳なく思いつつ、結果を注視」していた。
その結果の棄権票47％超には、正直エッと目を疑いました。
折角投票場に足を運んでくれた人達の一票が、半減の価値(37％)になってしまった。
・・・投票の「棄権」がいかに重要、かつ「その恐ろしさ」を見せつけられた感じだ。

さっそく与党関連の人たりは、「反対は4分1」だと、言い胸を張る場面も！
また首相の得意な一言『真摯に受け止めます」「丁寧に説明していきます」は、これからも言い続けられることだろう。
そして投票日も今日も、現地のきれいなサンゴ礁の海は、休むことなく泥沼化している。

秩父の森の『メープルシロップ』

2月の始め、秩父路バスツアーに参加。早春のロウバイの香りと巨大氷柱を見て堪能！
当Blog(2/7～9）でも紹介してきました(当面左上カレンダー、2/7付click参照）。

このとき、内のカミさんが車窓より見たポリタンク、『あれ、なんかしら？』

その時は特に気にもせず「山中の水でも集めているんだろう」の程度に思っていた。
そしたら21日付の朝日新聞『天声人語』に・・『和メープル』で紹介されてきた。
「NPO法人 秩父100年の森」を守る会（詳細はこちらclick）が中心になり、地元に生息するカエデやモミジの20年以上の樹木から樹液を取り出し煮詰めて「メープルシロップ」＝和メールの商標で生成、いまの時期が最盛期と報じていた・・国産のメープルシロップがあったのか！
地元「森を守る会」のWebをみると10年ほど前から、かつてのスギやヒノキの林業からこのような一味違った林業へと転換しているようだ。
またこのシロップを使って地元の食品や飲料品メーカーが共同開発の2次食品を創り、世に提供されているのにも驚いた。

全国の山林業は、外国からの安価な輸入品押されぱなしで、山林が荒れてしまっているところが多いとも聞く。アイデアと努力次第で、こんな立派な製品ができるのだ。
天声人語によると山形や栃木、山梨などでも地場産業として「シロップ」つくりを発信しているとある。

私たちものん気で、秩父へ行ったら地酒でも！・・今度行ったら是非「和メープル」製品を賞味し、お土産の逸品に加えたい（前回はおみやげは、これでした！）
　　

江戸川、雑記帳・・かわらひわ

午後からのぽかぽか陽気に誘われて、江戸川河川敷へと出てみた。
平日ということでグランドは閑散。が、時折上空で小さなエンジン音が響く。
ラジコン付模型飛行機の愛好家が数人で、愛機を飛ばしあい、楽しんでいた。

また、ヒバリの囀りも聞こえ始まる・・ここにも春の兆しが漂よい始めていた。
枯れ木が並ぶ川岸へ・・小鳥がいないかな？・・いた！　
カワラヒワのようだ！・・今の時期は葉はなく見やすいが、人影で逃げ出すことも多い。
逆光線だったが、今年の初物だ！・・遠くから撮ってみた。

他人に見せられるものではなし・・お粗末につき、ごめんあれ！

3月に入れば小鳥も増え、また相手も人馴れするので、写真も撮りやすくなる。
それに少しは期待しましょう。
帰り道、道端で春風に腰を折られそうになびいている「黄水仙の塊」が咲ていた。
ここにも、明るい春の兆しが漂っていた。
　　そこで一句575：押合いし　風に笑顔や　黄水仙

そんな春近しの江戸川でした。

花咲く小川に、ちょっと大きめの鳥（ホシゴイ）が！

ここ数日の好天に、梅の花はどこへ行ってもほぼ見ごろを迎えている首都圏界隈。
とくに紅梅は民家などでは、満開から峠越えもみられる。

この民家にはこの左手に大きな白梅の樹があり、メジロやヒヨドリで賑わっています。
また画像右端は、大きなしだれ桜で・・3月下旬には見事に咲きますよ。
その桜の話題。一昨日(2頁 前)にも述べましたが、市内坂川の河津桜は日増しに花の数を増やし、「川津桜祭り」へと備えていました。
　　そこで一句575：花ひかり　岸辺にぎわす　春の午後

その花の下の川辺の私のすぐ傍に、鶏よりやや小さめの鳥が飛んできた・・珍客だ！ 
何という鳥だろう？　初めて見る鳥だ！・・しかもこんな市街地で！　
のんびりとしている鳥なので、色々角度を変えパチパチと撮ってみた。

隣にいた御同輩に尋ねたら「クイナ」と思うが、こんな近くで見たのは初めて！と。
図鑑でみるとクイナは口ばしが赤とあるが、ここでは｢クイナ」としておきましょう。

クイナといえば　唱歌『夏は来ぬ』の歌詞に｢クイナ鳴き 卯の花咲きて・・」とある。
◎ こまの鳥はクイナではなく「ホシゴイといいゴイサギの幼鳥」とのこと。
　　　千葉県探鳥会会員の方よりコメント頂きました。ありがとうございました。
　　そこで一句575：：卯の花や　咲くは未だかと　クイナ問い

調べてみると「卯の花」は、６月頃咲くとあり、まだまだのようですよ、クイナさん！

また、図鑑などでは「くいな」は臆病でおとなしいとあるが、この面構えは立派だ！
そして、この川上にはコサギは一羽羽を休めていた。
見ていたら、こちら向きにハイポーズをしてくれた・・ありがとう　コサギ君！

コサギはとても可愛い！・・特に羽が生え変わり、あの冠羽がツーンとした時は最高だ
しかも今は純白の羽毛だ。この川の黒ずんだ水をバックに、ひときわ目立って見えた。
　　そこで一句575：冠毛の　生えて春待つ　コサギかな

そんな春を待つ市内の小川を追ってみました。

なお、この鳥は「クイナ」じゃないよ！・・と、いわれる方いらっしゃいましたら「その名前」コメントで教えてください。よろしく！

宇宙ショー・・「はやぶさ2号」リュウグウへ到着！

JAXAは小惑星探査機『はやぶさ2号』が、きょう(2/22)の7時29分 ３億㌔超も離れた小惑星｢リュウグウ」に無事着陸の成功したと発表した・・すごい！
リュウグウの表面がデコボコで難儀したが、誘導カメラの技術等で無事着陸に成功した。
　　そこで一句575：どんぴしゃり　春のロマンの宇宙旅

また、今回最大の目的である地表に弾丸を打ち込み、「舞い上がった石や砂の採取」することにも成功したとも発表あり。

世界が日本が、混沌としている中の春先、数億という果てしない先での針孔に糸を通したような、気持ちのいい朗報でである。
　　そこで一句575：春を呼ぶ　億のロマンか　石拾い

数年先に、宇宙のおみやげをどっさり持ち、無事帰還する「はやぶさ」の姿を祈り、楽しみに待ちましょう。

坂川の河津桜が咲きだしました！

河津桜の本場、伊豆半島の河津町や神奈川県松田町から、早咲きで有名な『河津桜』満開のニュースが流れてきています。
オグリ君もこれらの場所へは何度か出向いてますが、ソメイヨシノに、濃いめのピンクを掛け合わせたような花でとってもきれいでした。
さて我が街、千葉県松戸市の坂川沿いにも、その桜の樹が両岸に植えられていて毎年この時期、一足早い『河津桜』が開催されています。
（詳細は公式ＨＰ（こちら）をclick参照）
今日は2/21・・まだ早いかな？　と思いつつも、ぶらりと出かけてみました。
川の両岸の河津桜並木・・ほとんどがまだ蕾で各樹とも数輪の花が咲く程度ですが、日当たりのいい場所の数本はすでにかなり咲き誇り、一足早い「春爛漫」でした！
　　そこで一句575：春告げる　ほころぶ笑顔　河津咲き

その咲き始めた桜の花には、メジロがやってきて、かわいい表情で蜜をついばみます。
その姿は本当にかわいくて、カメラファンの的となります・・が、まだ花も少ないためにメジロの姿はみえません。
でもちょっと待ってみようか！・・川沿いをブラブラ！
何やら花の塊が動き出した！　そっと近づくとメジロが二羽やって来て忙しそうに動き回りながら美味しそうに蜜を吸い始めた。動きが早くてなかなか我が腕では追えない。
　　そこで一句575：桜咲き　メジロうれしや　蜜の味

でも今年の初物だ・・へぼ珍でしたが貼ってみました。見てください！
まずは、おなじみ「空中逆上がり」スタイル！

こちらは、水平にぶら下がり、顔を花に突っ込み夢中で蜜を頂いている様子。

同じ逆さでも、なんか愛想ないスタイルでの「ごちそうさま！」
一体どこに、どうつかまっているんだろうか？・・もぐもぐ！

こちらはお上品・・お花の囲まれ、品定めをしてから「ゆっくりと頂戴かな！」と。

そんな今年最初の「さくらとメジロ」のコラボレーションでした。

天体ショー・・スーパームーン

国立天文台や気象庁のHPによると、昨夜からきょう未明にかけて、今年一番大きな満月＝スーパームーンが見られると報道をしていた。
だが、首都圏などでは昨夜は雨模様で期待薄という予想でもあった。
スーパームーンとは、天文学上の言葉ではないそうだが、『月が地球に一番接近し、しかも満月の時を言い、その名の通り大きくかつ明るく見える』ということらしい。
今回は、今年では一番大きく見えるそうだ。

さて、あまり期待と興味を持たないが、一番地球に接近するのが今日の未明0時頃ということで、野次馬根性で起きてみてみた。
昨夜来の雨は上がってはいたが、雲が薄くかかっての「朧月夜」で大きさは感じたが、当然ながら明るさはあまり感じなかった。
そんな姿を、寝ぼけ眼で一枚撮ってみた・・月の上を雲が流れて見え隠れでした。
撮影：2/20 02:45
およよ！　天候は回復しいていた・・明け方まで期待できるということだったので、トイレにでも起きた時もう一度のぞいてみようか！と就寝。
4時半過ぎ目覚める。外をみれば西方向に、かぴかの大きな月 スーパームーンだ。
さっそくと愛用のコンデジを持ち出し、記念にと数枚撮ってみたのが、コレ。
撮影：2/20　04:30
そしていつもの朝・・目覚まし時計に起こされ西の空を見たら、弱い朝日に照らされた『スーパームーン』が、青空バックにいい感じ！　そこでまた一枚ぱちり！
撮影：2/20　06:30
その15分後に見てみたら、朝の薄墨色の雲間に消えていた。
そんな天文ファン話題の『スーパームーン』天体ショーを追ってみました。

（追伸）2/20の朝日デジタル＆朝日夕刊には、こんなナイスショットの『パール富士』が掲載されていました。

四月バカならぬ「二月バカのブラックジョーク」だ！

昨日はぽかぽか4月の陽気、今日は小雨降る寒空。
明日はまた、雨ながらも17度と、気温が上がるという気象情報がでている。

そんな中の昨日の朝、『四月バカ』かと勘違いの「ブラック・ジョーク」が飛び込む。
そして今日のテレビ報道、新聞、そして国会の衆院予算委員会は大揺れ！
見出しは、米トランプ大統領が記者会見で「日本の首相より『ノーベル平和賞』の推薦状がでている！』と誇らしげに語った」という。しかも「最も美しい５頁の推薦状」と「日本を代表して敬意を表してあなたを推薦した」とあった、誇らしげに記者団に発表したというから驚きだ。
オスロのノーベル賞委員会として朝も｢前代未聞の出来事」に、びっくり仰天！
『平和賞』どかろか「アメリカファースト」を元に「米国に非なもの」は、国連決定でも文句をつけ撤退！世界の牽引力は消滅の米国。
国境に壁を・・など、あちこちの平和をぶち壊しているほうが、目立つ大統領だ。
  
衆院予算委員会では野党の質問に『ノーベル平和賞候補の推薦者、被推薦者は５０年間明らかにしないのが決まり。従ってノーコメント」」歯切れの悪い首相答弁で終始！
その苦しい言い訳は癖の悪い人とのダッグマッチで、「日本の恥」を全世界にさらけ出し発信してしまったようでもある。

なんか日本人の一人として、『胸糞悪出来事』でした。
気分転換に昨日とて来た、政治の泥臭い話など微塵もない「水鳥」たちでも貼ってみましょう。