近所の公園の花たち

春先はキューと冷え込んだかと思うと、首都圏でも22～23度を超す陽気が続いたり！
はたまた、ここ数日はフェーン現象等で真夏日陽気が、あちこちで観測されていた！
春を飾る花たち、とくにソメイヨシノをはじめとする「ニッポンのサクラ」は、面食らい気温任せで「先を急いだり!」とたいへんだったようだ。
いずれにしても本命のソメイ系の桜は、ほぼ終焉「葉桜」となり、若葉の季節へ！
東京都の｢桜開花･靖国神社原木｣も、今はこのように葉桜となっていた(4月5日撮影)


さて近くの公園に足を向けてみると、今一番色気づいているのは「菜の花」だろうか！
一面を真っ黄色に染め、蝶よ蜂よとほのかな香りで、手招きをしているようだ。
　　そこで一句575：菜の花や　蝶よ止まれと　色気増し

また新春早々から咲き始めていた「パンジー」も春の陽気に誘われて、花笠もだいぶ大きくなり、大きな蝶や蜂が止まるっても堂々としている。
ましてやテントウムシのような小さな小さな虫たちとっては、格好の休み場のようだ。
　　そこで一句575：パンジーや　テントウムシの揺り篭か

そして空を仰げば、つい先日まで「枯れ枝」びっしりだったケヤキの樹も、今では若葉がびっしりとついていた。
　　そこで一句575：裸樹や　春の恵みに　色も濃く

そんな身近の春の流れをスケッチしてきました。