秋風景が徐々に徐々にと！

世のなか”何だかんだ”と言いながらも、季節はどんどん秋に向かって猛ラッシュで進む！
台風16号が過ぎ去り気温こそ高温ではあったが”秋の青空”がスカッと爽やかな日が続く。
真夏の暑い日に咲き始めた、“百日紅”も蝉しぐれの声が無くなると共に色褪せ終焉近し！
が、ここにスカッとするほどの鮮やか若々しいピンク色のものに出会い、思わずパチリ！
　　そこで一句575：百日紅　頬染む乙女か　恋カラー

この時期は薔薇などの秋の花にはちょっと時期が早々か、これといった秋の花は未だ少ない。そんなかで、高い木にたくさんの花が咲くのが“ムクゲ”系で、よく目立つ。

これからよく目立つのは、“セダカアワダチソウ”の黄花だろうか！・・ただこの花は見入る側にとっては壮観であるが、農家や広い私有地を持つ方々にとっては、繁殖率が旺盛で厄介者の雑草である。
その花が、川の土手や畑の畔などでボチボチと色づき始めていた。
　　そこで一句575：秋風に　揺らぐアワだて　威厳張り

あと半月も過ぎれば、あっちこっちでアワダチソウが黄色の炎で埋め尽くされるだろう。
そして10月と云えば、お月見にとても似合うのがすすきの穂！
また昼間は昼で、秋の太陽に光るススキの穂は、また格別の被写体になるだろう。
　　そこで一句575：長髪を　風に任せて　光らせて

背の高いものと低いものが入りまじる凸凹の光景も素敵だが、一面がうずくように咲き誇る”すすきヶ原”　そんな広大な光景を、夕陽をバックに高い台地から見たいものだ！
　　そこで一句575：風巻かせ　銀髪うつす　芒原