SSブログ

夕暮れせまる、西の空!

久しぶり朝から秋の陽が射すも、夕方近くになるとどこかともなく湧きだした黒い雲に、大きくふさがれ始め異様な空模様となる。
夕陽はその雲に入った瞬間、異様な光線を雲の隙間からサ~と一直線に流れ出す。
またある者は、黄金色に光輝き「昇り龍」のごとく威容を放つ・・まるで大キャンバス描き出した刻々変動する「雲のアート」にも見えた。
  そこで一句575:巻き昇る 秋の夕暮れ 雲アート
IMG_1575.jpg
そして、重たい黒い雲を抜け、山に沈む寸前にその夕陽が顔を出す。
真っ赤ではなく、黄金色に輝く太陽は、周辺を黄色に染める。畦道の茅類の細い茎がブラインドをつくってくれ、これまた夕日が描くプロムナードをなす。
先ほどまで草むらで啼いていたコオロギも、真っ黒な顔に金粉をすり込んでの夕陽見物へと飛び出してきた!
  そこで一句575:コオロギや 夕陽にほほ染め 照れて鳴き
IMG_1541.jpg
秋の夕陽もやっと表す時期の夕暮れを、スケッチしてみました。

nice!(0)  コメント(0)