梅雨を彩る「アジサイの花」・・流山市（その２）

前頁（6/16）の続き・・流山市の紫陽花（その２）・・同じ「あじさいの道」ですが
場所は異なり、こちらは公民館前の『第二会場』の大きな土手に咲く紫陽花の丘です。
　　そこで一句575：壁飾る　梅雨を迎える　花の宴

こちらは花の好きな高齢者の方々が、昔からの紫系や赤系そして白色などの伝統的な品種を主に栽培しているようです。

紫陽花は別名では『七変化』とも云われ、色が色々と変化していくとも云われています。
また、同じ株やその隣に植え付けしても、色調が異なることが多いとも云われています。
　　そこで一句575：雨に濡れ　色も変わるか　七変化



そして、梅雨の雨の中にしっとりと咲く紫陽花の花・・あの濃紺と云うか、濃い紫と云うかその色あいは、口では表現できない「藍色」などはとっても見ごたえがあります。

ちょっとズームアップしてみました！
日陰に咲く紫陽花はうっとりしていて品格がいい。いつまで見ていても飽きません。

こちらは光線の加減でしょうか、それとも土地の質地の違いだろうか、少し赤紫が加味したような色をしています。

また、同じ毛玉のような紫陽花の花は、見る角度によっても異なります。
それら数個が片寄合う姿は、ふわふわとしていて、触れたら壊れそうだ！
　　そこで一句575：紫陽花や　風船のよう　宙に舞ひ

紫陽花と云えば、このような球形のものが多いようだが、『額アジサイ』なるものも多くあり、これもまた趣のある品種です。
あのお皿のような形の周囲に｢ねじり鉢巻」をして、夏の暑さのなかを頑張ている姿・・その笑顔はとてもカッコいい姿ですよね。
　　そこで一句575：真夏日も　紺鉢巻の笑顔見せ

そんな額アジサイの｢八重の花びら姿｣は、王女様の『ティアラ』のよう輝いていました。
　　そこで一句575：額アジサイ　輝く星の　ティアラかな