春を待つ小鳥たちの素顔をのぞく！

梅が咲き、早咲きのヒガン系の”桜”もチラホラと咲き始めています。
前頁では、江戸川に咲き野生の梅の木に飛来してきた“メジロ”の群れを特集してみた。
ちょどそに近くに飛来していた鳥たちを紹介しましょう！
ムクドリ・・春待ち顔で遠くをぼーと眺めています。

かつての秋口から初冬にかけ駅前や繁華街の街路樹に大群で宿をとり、夜中までギャギャとさわぎたろ。あげくのはてには地面が白くなるほど糞害に”害鳥”ともで嫌われた・・でもこうして春を待つ顔だちは、微笑ましい姿ですね。
こちらはきらびやかな胸をはり、ちょろちょろと飛び交う“ジョウビタキ”の雄だ！
・・これから春の恋のシーズンにはいる先の品定めか！
　　そこで一句575：薄ら寒む　我が世の恋を　待つ身かな

そのジョウビタキの後ろ姿・・まるで燕尾服姿のオスのパフォーマンス！
キョロキョロとあたりを見渡しては首をかしげる姿が愛らしい！

そしてこちら・・ちょっと控え目の色をした小鳥！ジョウビタキのメス鳥！
当初そのこと知りませんでしたが、きょうカメラを持ったご同輩に聞いたら教えてくれました・・彼曰く「メスは目がとてもクリクリしていて可愛いよ！」と。なるほど！

大きな木の股にどっかりと腰を据えたジョウビタキ。なにかを見すえてじっと構える姿か！
それとも群れの親分で、集団を外敵などから見守っているのかな？

そしてこちらはメジロたちが梅の蜜を吸っている傍で、もくもくと木を突っ突いたり、考え込んだりと忙しそうな“コゲラ”が今日も飛来し可愛いしぐさを見せていた。
　　そこで一句575：腹空けば　芽生えの茎も餌のうち
屏風絵のような姿！
三月にはいり寒さも和らぎ始めたが、木々の梢はまだまだ寂しく、寒そうだ！
後十日、いや二十日も過ぎれば、そろそろ芽生えが始まるだろう！
それまでの辛抱だ・・頑張れと、エールを！！

梅に鶯ならぬ・・メジロと戯れる！

天候が目まぐるしく変わります！
朝の快晴もだんだんと雲が広がる。気候は日一日と春めいてきています。
民家の垣根越しにヒガンザクラ系の濃いピンクの桜が春を待ちきれずに、もうこんなに咲いていました。

そんな装いに、我もまた冬のダウンコートは脱ぎすて、春の装いで闊歩する。
きょうは先日梅の咲いていた江戸川辺をのんびり散策・・オミクロン株はまだまだ赤信号ということで、街中のごみごみするところは避けてか、我らとご同輩の方々はきれいな空間のなかでのバードウオッチングなどをされている方もおおいようだ。
われもまた、先日コゲラやシジュウカラの飛来していた場所へ行ってみた。
きょうはその梅の花に｢ホーホケキョ！｣ではなく、かわいいメジロが10羽ほどが飛来！
　　そこで一句575：恋の春　あまい香りに　ついキッス

盛んに梅の花のエキスを・・ゴチになります！とばかり忙しそうに右往左往していた！
そんな姿をいつもの倒木に腰をおろし、のんびりと楽しませていただきました。

この梅の木は、前にもお話しましたがこの時期が満開！
花数がびっしりと濃く、花の中には入り込んでしまうと、姿が見えなくなってしまいます。

しかしのんびり構えていれば、風通しのよい端の方へと出てきて蜜を吸い、花を食べているその可愛い姿がこのようにみられます。

そんな姿を双眼鏡でのんびりと眺め、手持のコンデジでぱちぱち！・・見たり撮ったりと、楽しませていただきました。

きょうのこの時間はちょっと雲が広がり、太陽の光線もあまり良くありませんでしたが、双眼鏡で見てのウオッチングには、あまり問題はありません。

30分ほどの時間でしたが、メジロたちと楽しいひと時を過ごさせて頂いたオグリ君でした。