壮観や！・・大空いっぱいに咲く白木蓮の花

大空を染めつくそう、真っ白い花が咲いていた！
まるで大空をバックに仁王立ち！・・この木は高さが何メートルぐらいあるのだろうか？
春の日差しをいっぱい受けて立ちはだかる・・まばゆい姿！
　　そこで一句575：空眩し　白木蓮や　仁王立ち

そんな花数の濃いところをアップ撮ってみた。が、ふむ・ふむ！　
ただの白い花の塊にしか撮れない！・・バックの青空もいささか、苦笑いの様子だ。

　　そこで一句575：空いっぱい　眩し輝く　白木蓮

モクレンの花・・といえばあの“紫木蓮”・・かつての鑑賞用のものは、赤紫色の尖ったような花が天井に向かって一斉に咲き頬る姿が思い浮かぶ。
だが昨近はこのような純白が多いのだろうか？・・それにしても青い空に純白に輝く姿は純粋に見え、かつ頼もしい姿にも見えた。

その白木蓮の木の近くには、今が旬・・ネコヤナギはぽかぽかの陽春を浴び、むくむくとした毛並みを逆なでするがごとく、空へ向かって立ちはだかる！

そんな姿をアップで撮ってみた！・・前頁（3/13）の小川の主“亀の甲羅干し”ではないが、こちらはまるで“猫の尻尾っぽ干し”といったところかな！
　　そこで一句575：陽春を　ふっくら浴びて　尾っぽ干し

春先はどんどんと気温も上がり、自然界の植物は“アッという間”に変化し増殖していく。
そんな姿を観察するのも、またおもしろくまた楽しい時期である。