SSブログ

本格的な春の季節を迎える”川辺のひと時!”

江戸時代には坂東太郎といった異名を持つ“利根川”から千葉県野田市関谷町で分岐し茨城・埼玉・千葉県境を流れて、千葉県の市川市から東京都心を流れる“江戸川”。その間 約60㌔の沿岸の市民の水道水の源の川は悠々と流れ、四季折々の姿を見せてくれています。
今の時期は、ご覧のような“冬枯れの姿”がそのほとんどを占めています。
  そこで一句575:冬枯れの 岸辺眺めて 水絶えず
IMG_4973a.gif
その岸辺の木々は今、その大部分が冬枯れの殺風景の木立です。
でも、ただ一言で”殺風景”と云ってしまっては、”芸”がありません! ご覧ください!
細いその枝先までが一つとして同じものはなく、形変えての芸術作品で構成されています。
  そこで一句575:冬枯れや ユニーク枝の 芸術家
IMG_4972a.gif
右へ左へと自由に枝を伸ばしてはまた枝分かれで、子を孫へと手を伸ばし続けています。
IMG_4970a.gif
やがて温かになれば、みごとな青葉・若葉の芽生えが待っています。
IMG_4968a.gif
こちらはちょっとユニークな枝分かれ! 自然界が創りあげた、だれにもまねの出来そうもないみごとな”創作品”ではありませんか!
  そこで一句575:冬枯れや 芸術品も 舌も巻き
IMG_4974a.gif
地肌にはいろいろの草や木、竹や篠笹が生え、ある時はそれらを保護することでしょう。
IMG_4120.gif
その地肌は”四季折々異なり”、また雨が降れればぬかるみに。晴天だとぬくもりに!
そんな足場を猫や小鳥いろいろの動植物らが肌で感じて、その恵みを得ていきます
寒暖の差が激しい時節、ちょうど一匹の猫が地面の感蝕かみしめながらやってきました!
  そこで一句575:肉球や 地肌の感じ 冴え返る
IMG_4990a.gif

この場所もあとひと月いや二月後には、若葉の生い茂る片隅の場所になることでしょうか!
その時節にもう一度訪ねてみたいばしょでもある。

nice!(0)  コメント(0)