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”浅草ほうずき市” 始まる!

夏の風物詩『浅草のほうずき市』が今日と明日開催されています。
その起源は古く、平安時代の功徳縁日に始まるとも謂われている。
さて、浅草寺の境内では、明和年間の功徳日に「ほうずき市」がたち軒を並べたとある。
現在は百軒もの店が境内にたち、ガラスの風鈴の音とともに、ちょっと薬味がかった香りを振りまいている・・江戸の頃から、ほうずきは「虫よけの薬」されたらしい。
当時「こども腹の中には虫が湧く」とも謂われ、此のほうずきの赤い実を丸飲みすると、その「腹の虫が治まる」ということで、買われたということらしいが???
今は「夏の風物詩として、籠入の可愛らしいほうずきを買い求めていくのが常のよう」
  そこで一句575:腹の虫 収まらぬままに 買うほうずき
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この籠をアップしてみよう。
こん盛としたほうずきの葉っぱの影から、真っ赤のや緑色のほうずきが顔を出す。
かわいい!といった黄色声も、どこからか飛んでくる。
  そこで一句575:ほうずきや 葉陰に赤が 見え隠れ
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明日10日は「四万六千日」。冒頭でお話したご縁日では最高の御利益のある日!
観音様へ明日(10日)お参りすると「4万6千日分の御利益」が授かるということで、浅草観音には一日で50万余もの参拝者があるそうですよ。
そこでその参拝者に、わが店のほうずきを買って頂こうと売側も買側もたいへんです。
  そこで一句575:ほうずき市 売手買手に 秘策かな
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でも、縁起物の熊手なら、駆け引きで値切り上手もありますが、ほうずきは統一価格のために、あまり期待できません。今年は一鉢2,500円だそうですよ。

明日7月10は「四万六千日」・・2500円を手に、きれい処のお姉さんから「良い形のほうずき鉢」を買い求め、観音様のお参りなどをされてみては・・如何と!

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