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春爛漫(その5)・・桜散るころ・・谷中霊園を歩く!

猫の目天候の花咲く侯。今年は桜の咲く期間が長かった・・あちこちできれい処をたくさん見てきたが、本命の上野界隈はまだ行っていなかった。
快晴の天候に誘われて、常磐線で20分ほどの「日暮里駅」から谷中霊園へ。
いつものコースと違って、今回は駅近くの階段を上り霊園へダイレクトに進む。
霊園といっても東京でも屈指の霊園公園で「ドロドロン!」お化けが出るような場所ではありません。先週当たりは墓の前でご先祖様と「花見宴会」も催されていたはず。
通路の沿って桜を見ながらぶら~り! 天王寺境内へ。
始めてきたお寺です。正面に大仏様が優しい目をして迎えてくれました。
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そのお隣には、この時季には珍しいシダレザクラがいい色をして咲いていた。
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秋にはモミジが美しそうな境内、その時期にもう一度、訪ねてみたいお寺です。
そこから2、3分歩くと薄緑の桜が咲いていた・・銘板に「ウコンの桜」とある。蕾がたくさんあり、これからが満開になるのかもしれない。
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さらに歩くとマップ掲示板があった・・「五重塔跡地」が目につく。早速行ってみる。
交番隣で小さな公園になっていて、それらしき跡地が囲いに守られていた。
「銘板」には幸田露伴の小説『五重塔』のモデル「天王寺五重塔」跡地とある。
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最初の建立は寛永21(1644)年でその後幾度もの火災で焼失。ただ震災や戦災からはまぬかれたが、昭和37年放火により焼失現在に至っています・・もったいなかったですね。
現在この近くからは東京のラウンドマーク「東京スカイツリー」がこんな形で見えました。
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さらにのんびりと歩き進むと、こんな看板が!・・最後の将軍「徳川慶喜の墓」
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以前にも何度か行ったことはあるが、桜の時期は初めてだと思うので立ち寄る。
お椀のような墓碑がふたつ、ご夫婦で寄り添うようねむっています。
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まもなく谷中霊園は終了。
公道の先は徳川将軍家ゆかりの寛永寺「根本中堂」です。

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この後は、東京国立博物館の「庭園巡り」をしてきます(次ページ参照)。

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