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春爛漫 その1)・・戸定邸のイトザクラ

数日前、東京のソメイヨシノの開花が難産の末に「開花宣言!」した。
この後は次々と、各方面から開花のニュースが報じられてきている。
北日本から北海道では雪の便りも聞こえてきていたが、首都圏のきょうは一日快晴!
その陽気に誘われて、まだ早いかなと思いつつも「戸定邸のイトザクラ」を尋ねてみた。
Oh!・・びっくり! すでにほぼ満開、大空いっぱいをピンクに染めていた!
  そこで一句575:大空をピンクで染める 春の園
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ただ、この桜は「我れと同じ」にかなりに老朽化していて、花に勢いがなくも感じた。
でも青空に向かい、ゆらりと揺れ動くさまはとてもきれい・・まだまだ大丈夫だ!
  そこで一句575:姥桜 青空飾る 軽業師
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ところで「姥桜」というと『盛りが過ぎた老木桜』と思いき、やそうではなさそうだ。
認識不足のオグリ君・・手元の辞書を引いてみたら『娘盛りの年頃を過ぎても、なお美しい器量を保っている女性』・・つまり「熟女の色気ある女性」ということのようだ。
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そんな混みいって咲くところから、良い処をズームアップしてみました!
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でもやはりしだれ桜は、大樹の枝にぶら下がり、風の吹くままぶらり揺れるさまが、愛しい姿ではなかろうか。
  そこで一句575:イトザクラ 幹にあやされ 撓りゆれ
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なあんて オグリ君は詠んでみた・・お粗末!
でも真っ青な空に垂れ下がるピンクの暖簾の姿・・ニッポンの春姿、絵になりますね!
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