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師走の“千住 宿場町”を歩く!

寒くなりました!・・といって巣ごもりしてばかりもしていられなお。オグリ君!
12/19は、旧日光街道の宿場町・千住宿をぶら~り! ひたひた!と 歩く。
東京都足立区北千住・・陰気臭そうな名称のようですが、交通のアクセスは抜群で都内でも屈指。何処へ出かけるにも便利。また名門大学などもあり人気度も上がっています
JR北千住駅から裏の細道を沿線沿いに北へと向かい七福神の”長圓寺”へ。こちらは江戸時代から引き継がれている“大黒天”で、町の人たちからも親しまれています。
いまはイチョウの葉もほぼ落ち、初冬の感もある境内の”六地蔵”は、いささか震え気味か!
  そこで一句575:六地蔵 冬の紅葉に カッチンこ
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この長圓寺のすぐお隣には、“氷川神社”あり、こちらも紅葉やイチョウ葉はほぼ落葉!
この地域から路地を通り抜け、今回の本命の“千住宿通り”へ!
その出会いの角には、小さな公園というか花壇と“標識”がある。
真っすぐ進めば、国道4号線。右は旧日光街道荒川方面。左は“旧日光街道 千住宿”
そしていま来た細い道は、“旧水戸街道”へと連なるようだ。
すなわち、江戸時代はこの地点で旧水戸街道は旧日光街道と枝分かれをしたようである。
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さてオグリ君は左方向の“千住宿”へと進む
この地は隅田川の北側にあり、幸いにも戦災の被害は少なかったようで、昭和時代前の建造物などがあちこちに残るノスタルジックな街並です。
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こちらは“かどの槍かけのだんご”という老舗のお団子やさん。
江戸時代には参勤交代などで通った武士たちが、この店の前の松の木に“槍を立てかけ”てだんごを喰ったという伝説を持つ。いまでも若い学生さんに人気があるようだ。
ただその松の樹はなく建物もいまは建て替えられていて、そのイメージはありません。
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この通りのお店のシャッターには、江戸時代の日光・水戸街道宿の絵が描かれています。
ちょうど閉店していて店を見ると、我が水戸街道の“松戸宿”があったので記念にパチリ!
IMG_2585a.gif 旧水戸街道の松戸宿の江戸絵画
ここ“千住宿”の街もかなりノスタルジック風を残していますが一歩裏に踏み込むと、おや!と思うほど都会離れした街並がみられます。
その一角には、七福神の大黒天の“千住本氷川神社”ある・・この界隈には氷川神社が数多くありますが、ここは“本”がつくためになかでも一番なのかもしれません。
ここの銀杏は見ごろ迎えていて、親子四人が上を見ながら何かきゃあきゃあ楽しんでいた
・・落ち葉が落ちてくるのを待ちかまえ、それを受けてめている様でした。
  そこで一句575:あら楽し 親子で拾う イチョウの手
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さらにその路地を南下する。
閻魔大王のご開帳で有名な七福神の毘沙門天の“勝専寺”へ到着。
ここの本尊は“千手観音立ち像”で、町名の“千住の起源”の一つともされているそうですよ。
ご開帳・・閻魔開きは、1月と7月14,15日にあるそうです。
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さらに南千住方向へと南下して進む。
きれいな門を控えた“稲荷山 源長寺”へ到着。

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境内はきれいな植え込みがあり整備されている七福神の“寿老人”
  そこで一句575:寿老人 冬の紅葉に 笑顔見せ
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ここ“千住宿”界隈も、紅葉の季節から“冬季”へと衣替えの季節へと入りつつあるようでした。

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