東京のの紅葉・・その１ 靖国神社

初冬に一日（12/3）を、紅葉狩り方々“靖国神社”を参拝！
この時期はあのグラビアにも載る、みごとなイチョウ並木が大鳥居とともに光り輝やく！
その光景はまさに首都・東京のシンボルでもある。
この鳥居・・高さがなんと25㍍もあり日本一かと思いきや、なんと全国では6位とのこと。
日本一は“熊野本宮大社”(和歌山県)の33.9㍍！・・上には上があるものですね！

境内は黄色のイチョウ景観でいっぱいだ。

参道まわりの大きなイチョウの樹は夫婦一体か？　それとも兄弟か？仲良し恋人かな？
”おふたつ”そろい黄色く染めての笑顔は・・何語るな！
　　そこで一句575：黙々と　イチョウの姉妹　何語る

大村益次郎銅像も、この黄金色をしばし傍観のようでした！

素晴らしくまたきれいなイチョウ並木に囲われた神社だが、ここには”国家のために殉難” をされた、延246万6千柱(うち213万4千柱は太平洋戦争）の御霊が眠っています。
　　そこで一句575：秋偲ぶ　英霊安らぐ　葉音かな

正面の大きなご門の扉には、天皇家のご紋“十六菊”が目をひく！

参拝後がいつもの通り、本殿を巻いて裏側の“靖国庭園”と向かう。
春には桜の花が咲き、この時期は楓モミジがきれいに彩り、戦没者ご家族や紅葉兼没者などで賑わいます。

その楓モミジの光景は、静かな“神池”のも逆さ映しに映しだされていて、静寂な一幅の絵となり描かれています。

池の周りに備え付けられているベンチにすわり、ゆっくりとしばし時をすごす。
・・自然体が色づけたみごとな造形美でもあるり、聞こえるのは小鳥の鳴き声だけだ！
　　そこで一句575：冬紅葉　水面賑わす業師かな

こちらは園内のお茶室。桜の時期もとてもきれいだが、いまは紅葉でかざられています。

そこから裏通り小道を通り抜けてしばし歩く。
“軍”関係の石碑等が數か所あり解説されている。
そんな通りも今はイチョウの黄葉が覆い、また落葉となり落ちていた。
そこへ柔らかな陽射しが木漏れ日となり光る。まるで土俵のようにも見受けられた。
　　そこで一句575：落ち銀杏　土俵にぎわす黄金色（こがねしょく）