寒々しい河川敷の午後のスケッチ！

寒々しい午後。明日から明後日にかけて関東いや首都圏でも「雪が積もるのでは」という予報が出ている・・買い物がてら、ちょっと遠回りし江戸川へ出てみた。
風よけ藪近くの薄日射すところに野良猫がいた。猫ちゃんの直感で｢雪の降ることを察知｣してか、今から体を温めているのだろうか！
　　そこで一句575：雪予感　寒さ凌いで　暖を貯め

そんなことはないとは思うが、この猫ちゃん「雪など降ったらどこに身を隠すのだろ」

河川敷にあるグランドゴルフ場や野球場は、さすがにきょうは誰もいなかった。
防風林などの樹木はこの時期、見事な枯れ枝となりディーン立っていた。
そこへ吹きつける鳴物入りのからっ風。だが枝だけでは、風は吹き抜けて音のならない。
　　そこで一句575：からっ風　葉落ち巨木にゃ　音も出ず

こちらは、グランドゴルフ場わきの防風林・・春から秋にかけては小鳥たちがたくさん来ているが、この時期は防風の役にたっていないせいか、何もいない裸木だ！
　　そこで一句575：寒林や　鳥も通わぬ　梢かな

その木の下のグランド・・カラスがたくさん来ていて、何かをしていた。
この時期、鳥たちの餌も少なくムクドリや雀、鳩などが、グランドや花畑などに降り、餌探しをしているのをみかける。カラスも｢腹が減った！』と何かを探しているのかな？
　　そこで一句575：冬枯れに　地面ほちくり　満たす腹

グランドゴルフのお休場近くの木に、何かがぶらさっがていて風にぶらぶら・・！
手製の「ランタン」のようだが、お休み時間のなごみの逸品かも！・・今は忘れられているように、寂しく風に揺れていた。
　　そこで一句575：寒風に　ランタン踊る　暮れ寂し

今夜から寒さが厳しくなるよ言うだ・・我も早々に引き上げ、家路へと急ぎました。