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青春18きっぷ・・大雄山線沿線ひとり旅・・羅漢さん寺

令和2年今年最初の”ひとり旅”・・といっても大げさなことではありません。
残り一枚の”青春18きっぷ”を使っての東海道の旅。
いつも気になっていた「伊豆箱根鉄道・大雄山線」の旅。といっても当てもなしの気まま旅
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今日は天気予報通りの朝から快晴! 
東海道沿線は、きれいな富士山が見え隠れしながらも、路線に並走してくれていた。
大雄山・小田原駅で一日フリー「金太郎きっぷを購入し、電車に乗り込む。
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隣席に座った地元のおばちゃんに、どこかいいか訪ね、まずは推薦の五百羅漢
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このお寺正式名は「天柱山 玉宝寺」で地元の人たちには、「羅漢さん」で親しまれている。
小田原市のHPでは、北条氏ゆかりの寺となっている。詳細は「小田原市玉宝寺」で参照
境内に入ると、これといったものは見当たらない。お庭番の方に尋ねると「ご苦労様です ご案内します」と本堂へ。「この戸を開けてお入りください。虫や鳥が入らぬよう必ず戸は締めてください。写真撮影はご自由に」と言われた。戸を開けて中に入る。
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正面には仏壇などある普通のお寺。その両側に目的の「五百羅漢」安置されていた。
お顔は普通の五百羅漢の表情ではあるが、ここに安置されているのは木造の羅漢さん
しかも室内ということで、風雨雪などから守られている為に、きれいな御仏であった。
  そこで一句575:初笑い怒りひょっとこ羅漢顔
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こんな立派なお寺に、どなたでも簡単に拝殿にまで上がりお参りすることができます。
あまりの自由さに、かえって参拝者がびっくりしてしまいました。
社務所で御朱印を頂き、鐘楼の方へ向かう。
丁度11時、先ほどの庭番の方が鐘を突き始めた・・しばし足を止めて鐘の音を聞く。
その荘厳な鐘の音が腹に沁みわたり、邪気が払われた気分になりました。
  そこで一句575:初参り 真昼の鐘や 腹に沁み
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この後はきょうの旅のメーン、「大雄山 最乗寺」へ向かう。
その路線からは、雪化粧の富士山が真っ青な空をバックに頭を出し見えていた。
  そこで一句575:ひねもすや ローカル線の初参り

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ただ、大雄山線という名にふさわしい、もっと豪快な富士の姿が拝めるかなぁ!という期待には、沿えなかったのが心残りでした。

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