厳しい残暑と不安定な初秋は続く・・！

朝から大きないわし雲が広がる。
そんな初秋の香りが近づくも、西の空には分厚いいやらしい雲がタレこめていた。
いわし雲は怪魚のような千切り雲に喰われないようにとか、、上空高々の広がっていた。
　　そこで一句575：いわし雲　怪魚を避けて　空高く
撮影：6:55
晴れたり曇ったり忙しい空模様。きょうも列島の大部分で「猛暑」を記録していた。
とはいうものの夕方になると、秋らしい風が頬をなでてくれるのは有難い。
いつものルール？に従ってのウォーキングは、今日も続く・・上空は晴れあがっていたが、彼方にはもこもことゲリラ雨を呼ぶような雲が沸く。
一方には薄暗く黄ばんだ雲の方向に何やら靄のようなものが立ち上がる。なんだろう？

　　そこで一句575：秋の夕　黄ばんだ幅に　霧立ぬ
撮影：16:40
陽の沈むも間近のようだ。しばらくベンチで一休み・・上空を旅客機が物音しずかに飛んでいく・・「どこに行くのかな？」とつぶやく・・そんな銀腹目がけて一枚パチリ！
　　そこで一句575：秋の夕　真綿を蹴りて　何処へ飛ぶ
撮影：17:25
この上空は航空路になっているのか、この時間だと5分間に1本位の割合で飛んでいる。
コロナ禍で便数が極減便してると聞くがこうしてみていると、そんな様子も感じない！

さて、そろそろ夕日が沈む頃・・周囲には黒い雲がベールとなっている。その間隙をぬい、黄ばんだ太陽が顔を出しゆっくりと沈んでいく！・・感動の一瞬だ！
　　そこで一句575：秋の暮れ　めくる雲間に陽が沈み
撮影：17:30
周辺の伸びきった草が、吹く風にざわざわにぎやかに騒ぎ出す。昼の暑さは嘘のようだ。
そんな雑草の主役越しに、夕陽を見る幸せさ！　この時期の贈り物か！
撮影：17:37

そんな夕べに別れをつけて、家路へと急ぐ”我”・・とぼとぼと！
しばらく歩く。ふり返ると、夕焼け空に街の灯りが一つ二つと増え始め！
　　そこで一句575：秋の夕　口笛吹きて帰り道
撮影：17:50