台風前の怪しげな雲の話！

台風9号が去った後、さらに大型で最大級の強い勢力を持った台風10号が同じようなコースをもって進行中ということで、九州方面には警戒警報が出ている。
関東地方では、まだその影響はまだ出ていませんが、他人ごとではいられない。
朝から蒸し暑く、出かけることもままならずといったところか！・・といったことで今日も、ウォーキング方々の運動は午後5時前にスタート！
家並みの陰からは黙々と湧きだす入道雲が、あっちからこっちからと見えていて不気味だ！
　　そこで一句575：青天井　入道一家の揃い踏み

いつものよう人通りの少ない道を選び、｢顎マスク｣の行動で、江戸川まで約30分歩く。
堤防から見た雲のかたちは、きょうは雨雲がないためにきれいに見えた。
南西方面、東京上空には入道雲が頭をたたかれた(鉄床)型が大きく横たわっていた。
　　そこで一句575：叩かれて　横に伸びいる　雲の峰

千葉市方角には、何とも奇妙な形のといっては「雲」に失礼かも知らないが、｢モルモット｣or「フクロウ」の形をした雲が、産毛をかきなでて座わり、何かをねだっている様子。
　　そこで一句575：乾く喉　スイカよそ目に　モルモット

嵐の前の夏の雲ゆえに、どんどんと増え動きその形を、あっという間に変化させていく。
見ている間にコックさんのようにも見え、また炎症防止の二重の帽子姿にも見えてきた。
そこへ「まゆ」のような黒い雲が、スピードを上げて流れ込む・・そんな様子をパチリ！
　　そこで一句575：炎熱や　二重帽子　目もシロ黒

何か ヘンチュクリンな顔姿にも見えました・・眉らしき雲は早々に抜けていきました！
そして埼玉県方角、西の空・・陽が沈む方向には暗雲が黒々と不気味に流れていました

そして帰り道、白い雲と黒い雲が合体したような、変わった雲の風景を見つけました。
　　そこで一句575：秋の雲　得体の知らぬ雲怖し

そんな「嵐の前の静けさ」の、我が街にはびこっていた雲の様子をスケッチしてみました。