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千住”奥の細道”芭蕉の足跡”矢立ての地"を散策!

北千住に所要がありそのついでにと、松尾芭蕉”奥の細道”の矢立の地を訪れてみた。
ここは以前にも訪れたことはあるが、再度のんびりとカメラウォッチングをしてみました。
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JR北千住駅を出発、旧日光街道を南下し隅田川までのコースをのんびりと歩きます。
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きょう(4/29)は土曜日とGW.初日ということもあり、旧日光街道の宿場町商店街ほんちょ商店街)は、けっこうな人出でにぎわっていた。
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商店街を南下することしばし、江戸時代からの青物市場の”やっちゃ場”へ!
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この解説版は、江戸時代の”やっちゃ場”旧商店街市場・当時の見取り図
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昔ながらのお店の跡を示す”屋号看板”はあちこちにありますが、今世は野菜類の販売のほとんどがスーパーなどが本命で、跡地の大部分がビルやマンション一般の住宅となり。やっちゃ場の名残はほとんどありません。
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そして、墨田川にかかる千住大橋の近辺へと進みます!
隅田川沿いには、散歩用の歩経路が整備されていて、川しもはこんな感じです。
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千住大橋・・江戸幕府が架けた”日光街道”のかかる重要拠点の大橋です。
ということでその橋下には、当時の遺構の解説がひしめいています。
これは将軍様が北小金井へ狩りにいかれる時に、船を乗り降りた場所の解説。
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その当時の絵なども解説付きで展示されています。
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水面に浮かぶ3個ブイのお話・・じっくり読んでみるのもまたロマンが広がりおもしろい!
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ただ見ていてはよくはわかりませんが、昔からの「伝承のお話」と思えばおもしろい!
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そんな昔を回顧しつつ上流を観れば、川辺にはたくさんのビルやマンションが建ち並び、下町都会とは思えぬ光景が広がっていました。
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さて千住大橋の現状は国道4号線。宇都宮から仙台、盛岡から青森への幹線道で車が途切れることなく走っています。
そしてその橋下の壁にはだれでも一度見たことのある、松尾芭蕉の「奥の細道の旅立ち地」が描かれています。
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その発句がここ千住大橋の袂の小さな公園の一角に記念碑として現在建っています。
墨田の芭蕉庵から・・ここ千住まで舟を浮かべる。弥生も末の7日・・千住と云う所で舟をあがれば、前途三千里の思ひに胸にふさがりて、幻のちまたに離別泪をそそぐ・・
     行く春や鳥啼魚の目は泪  (奥の細道の発句)
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またその”発句の碑”の向かいには、芭蕉が歩んだ行程が記されています。
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そして弟子の曽良とともに、草加・春日部ー日光ー白河の関ー松島ー平泉ー立石寺-最上川ー酒田ー象潟ー金沢-小牧-敦賀ーを通り大垣まで三千里という俳句の旅をしたという地
・・その芭蕉の出立の「矢立の地」をスケッチし歩んできたオグリ君でした。
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   (撮影日:4月29日 北千住 旧日光街道宿場町 紀行記)

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