からっ風吹く寒い一日でした！

天気予報が本当によく当たります！・・その予報通りきれいに首都圏はよく晴れた一日でしたが、北風が厳しい寒い一日でもありました！
おかげで大気中のスモッグなども吹き飛ばされ、我がふる里茨城県のシンボル筑波山のビルの合間から雪こそ被ってはいないが寒そうな顔をのぞかせていた！
その筑波山といえば、口上でも有名な『ガマの油』か。その「四六のガマ」ともいわれているガマたちも、この寒さに「冬眠に入いる爆睡中かな！」なあんて、想像をしてみた。
　　そこで一句575：つくば根や　木枯らし寒し　ガマいびき

これはちょっと比喩過ぎるか！いくらなんでも、ガマはいびきをかくわけないでしょ！
そんなことを思いつつ歩いていたら、民家に垣根にたくさんの花の咲く山茶花の樹が！
こちらも木枯らしに、せっかく咲き誇った花びらをむしり取られの感があり！
　　そこで一句575：茶花や　ひらり花散り　地べた染

また、夏みかんだろうか？・・柑橘類の一種が数個取り残されていた・・木守柿なら聞いたことはあるが、これらもわざわざ残すことにより、来年の豊作を祈るまじないか・・でもこの実では、鳥も酸っぱくて寄り付かないのでは！
　　そこで一句575：歳の瀬や　忘れ形見か　酢ッぱ味

そんな「歳の瀬」の風吹く里のひと時のスケッチでした！