今夜は「令和元年最後の満月」・・「コールドムーン」

師走というのに「なんなんだ！」・・首都圏は予報通り、20度近い気温の上昇でした。
しかも風は無風の快晴・・につられて、夕景を見たくなりぶらり市街地へ繰り出す！
当地は、田畑がどんどん宅地化されていて遠望が難しくなっています。
そんななかで、前方が開けた場所に出くわす。
時間も午後4時半過ぎ、太陽が沈んだ直後だ・・西に空が茜色に染まっていた！
此の時期の宵はみるみる暗くなる「つるべ落とし」とも言われる。
茜空に、一本の葉落としの木がポツンと立っていた・・さっそくパチリ！
　　そこで一句575：色茜　つるべ落としの恥ずかしさ

それから、民家が連なる道路沿いをぶらりと・・歩いてみた。
どんどん暗さを増し、街灯が一つ、二つと月点き始まる時刻だ・・Oh! 寒い！

　　そこで一句575：夕日追う　露地の明かりに　手も凍え

昼間の暖かさが嘘のような冷え込みだ！・・サブちゃんの唄を口づさみ『帰ろかな！』
東の空には、大きな月が雲の合間に見え隠れしていた・・そんな姿を、またパチリ！
家に帰りパソコンを開く・・今日は『令和元年･最後の満月』
・・別名を『Cold Moon (寒月)』とある。
なるほど！・・そこで一句575：寒月や　令和元年　円描き

そんな夕闇迫る、「師走のひととき」のスケッチでした。

年末恒例の『今年の漢字、一文字は？・・『令』

今年も残すところ20日を切りました！
そして、恒例の『今年の漢字一文字』は・・新元号の『令』に決まりました。
京都市の清水寺舞台では森清範貫主の筆で、大きな『令』の一文字が披露されました。

その他に、ベスト10も披露されていましたが、トップの「令」、3位には相棒の「和」・・台風など話題となった「嵐」は6位にが入ったという。
内閣としては、国民が一番の関心『桜』の文字が無かったのに安堵といった処か！

きょうの定例・政府記者会見では、当時人気急上昇した「令和おじさん」こと菅官房長官は、いつもの物調ツラも和らいだようでしたがが、いじわる記者さんの「桜の質問」には「『桜』は見るのも、聞くのももうイヤー！」と、答えられたそうです。

因果な役職とは言へ、官房長官や内閣府の官僚たちは胃潰瘍にならなきゃいいがと、苦しんでいるのでは！
その臨時国会も今週の月曜日「予算委員会は開かない」「すべての資料や名簿はない」「首相夫人は私人で関係ない」等、さらに真っ黒な容疑の「元閣僚ら、および夫人参院議員」等は、雲隠れで今国会一度も出席なく、給与と賞与頂き「表には出てこない」など、「すべてが ないない尽くし」・・来年もいいお年でありますよう！と、シャンシャンシャンで閉幕しました。
当の張本人は「蛙の面に小便」という言葉ではないにしても、片手の上げてバンキシャの前を素通りで歩く姿だけがテレビをにぎわせ、何かまっとうに見える。
また記者さんの質問には「はぐらかす」「答えない」「避ける」・・長期政権を携わり、権力を持つと人間は「こうも変わるもの」なのかも！