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天声人語より・・国策落語

『天声人語』より一席口上・・太平洋戦争より前には『国策落語』なる、落語が寄席で演じられていたという!
詳細は、柏木著『国策落語はこうして作られ消えた』参照ください。
軍の司令要請により「敵国の相手国を罵倒したりしの落語の内容だ」・・落語界も庶民には、無理があり受けなかったが、権力者に忖度協力することにより「潤い」を得たられた。
たとえば「日本の陸海空の鮮やかな活躍ぶりは偉いもんやなぁ~。米英もあきまへんわアカン ベーエー(米英)」なんてことで、客は「顔で笑って、心ではしらけ鳥」らしい!
本物の古典落語などは、軍の司令で『自粛』といった感じらしく、現世の『自粛要請』になにか似ている感じもする。
その一方、庶民が好んだ「本来の落語」は、お上に逆らえずに棚上げ、没されたという。
東京・浅草の本法寺には落語家たちが、1941に『はなし塚』なる碑を建立、台本や扇子など小道具が埋葬されたという。
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太平洋戦争が終わり75年目の終戦記念日、そんな話が掲載されていました。


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