初夏から夏へと季節は進む！・・初夏模様！

今の季節は、「春から夏への差し渡しの季節の候」といったところか！
菜園や家庭の花にしても、菜園また野山の花にしても、色が華やかになりつつころだ。
たとえば、この花は「カルミアの花」・・小さな花がびっしりと咲きその花の一つ一つが、ひと纏めになって咲いている・・石楠花の様に！

その花に顔を寄せると、何か甘づっぱいような感じもし、小さな日傘のようでもある。
・・これでは蜂や蟻などの小虫がおおいに好み、イカレちゃうのも当たり前かも！
　　そこで一句575：花の蜜　レースの傘に　蟻ころり

また初夏というと、雑草がわが物顔で繁殖していきます。
先日、当Blogでも伝えましたが「クサフジ 類」もその最たるものだが、その近くでいま幅を着させているのが、赤や白、赤紫などの「ツメ草」類だろうか。
背はちっちゃいが頭が重いので、風が吹くとゆらゆら揺れ動く。その花の頭に小蝶やハチなどが一休みしたり、飛び跳ねする姿も見られます。
　　そこで一句575：蜜蜂や　ツメクサ頭を　なでて跳び

また、土手を埋め尽くすように群がり繁殖するは｢チガヤ」属。オグリ君の田舎では・・
確か「ツバナ」といったと思うが、あの白穂を口にしたような覚えが微かに脳裏を！
その『ツバナ』、日の当たる土手などで風が吹くと、シャワーのように光り輝く光景を見せてくれます・・（こちら）は、毎度おなじみの「江戸川土手」の光景です。
　　そこで一句575：薫風に　光る銀穂や　ツバナ波

・・と、きょうは初夏から夏の『雑草』の、幼いころの思い出を綴ってみました。