初夏の香りがいっぱいだ！

朝からはっきりしない天候の一日・・外出するには”折りたたみの傘”は手放せません！
ただ気温が暖かなせいもあり夏咲く花たちは、その恵みの露をとっぷりと吸 元気よし！
いまの時季、高見の木で咲く花といえば、“辛夷の花”が良く目立つ！
街路樹の並木に、また公園などではなぜか中央に陣取り目立ち咲いている。

その白い花に混じりうすピンク色が、なぜか色気もありて気品が高くも見える。
この花はバックに白壁を配して“どう 美人でしょ！”といわんばかり大手をひろげていた。
　　そこで一句575：花辛夷　扇広げて　彩を見せ

そして五月の顔か・・躑躅が日増しに蕾から花へと、ラッパを吹くが如く咲きだしている。
きょうは雨が降ったり止んだりと忙しい一日でしたが、その露をたっぷり飲み干していた。
　　そこで一句575：雨上がり　露に潤う躑躅かな

また花壇などの地面には、純白やピンクなど色とりどりの“芝ざくら”が、この世の悪やごみをひた隠すかのように覆い隠している。
　　そこで一句575：芝ざくら　浮世の悪をひた隠し

国会議員の皆さんも“文書公費”、みみっちい手工作などはせず堂々とやってくださいね！
こちらはお寺の塀の上から顔を出している“八重の山吹の花”。ふだんは猫ちゃんの昼寝場所のようだが、きょうは日が照っておらず、堂々と"頬杖”をしての“高みの見物”模様だ！

そんな山吹の近くには、名も知らぬ“うす紫の花房”が咲き、蝶々や蜂が舞い飛んでくる。
そんな姿に、微笑んでいるようにも見えた。
　　そこで一句575：花房や　蝶々の舞いに微笑みを

またそのお寺の山門前の牡丹・・過日に「一個咲いていた」とお伝えしていましたが・・
・・きょう前を通ったら、ご覧のように大輪の花の数を増やしていました。