絶滅危惧のアサザが咲いています

ダブル台風襲来を目前として、首都圏は今日もうだるような暑さ！
久しぶりに都立・水元公園へ出かけてみた。
目的は、毎年見せて頂いている「オニバス花」。そして毎度、入場の開園時間制限（AM10時まで）に阻まれている「アサザの池」をみることだ。
ということで今回は家を9時出発！　何やかんやで、入場入口に到着したのが9時50分。
係りの方から「10分程しかありませんが！」と念をおされた！・・「OK!」と親指を！
びっしりと水面をうめ尽くす葉の中に、黄色の小さな花がぽつりぽつりを咲いていた。

大きな鯉がその葉っぱの合間から顔を出し、ぱくりと口を開けては水に消えた。
鯉もアサザの花見かな！？
　　そこで一句575：アサザ咲き　鯉も顔出す　浮葉群れ

アサザの花の周囲には、ふわふわとしたフレアーのような毛がついていて光っていた。

また、大きなツノをつけているのが一つ、いやの目だって目に入った！
なんだろう？・・連日の酷暑に貴婦人も頭にきて「角」を出したかな！
　　そこで一句575：真夏日に　貴婦人の花　角を出し

また、ラッパ型の花をつけたある者は、静かな水面で余韻にふけっているかのよう！
もしかして、もう秋の気配を感じ取っているのかも！
　　そこで一句575：波静か　耳そばだてりゃ　秋気配

こちらはグループ咲き・・わいわいがやがやと我が身の磨き比べか！　酷暑にも負けずに水面に映る姿を見て涼し気に楽しんでいるようだ。
　　そこで一句575：酷暑かな　水面に映る　花涼し

尚、もう一つのオニバスの花・・残念ながら今年は不作で｢一般公開は中止｣でした！