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東日本大震災時を回想する

今週は3月10日東京大空襲から70年目、11日は東日本大震災4年目と「悲惨な出来事」が続いた。
しかしこれ等、特に『戦争は努力で絶対に避けられるもの』だから『この悲劇は、二度と絶対に起こしてはならない!』と次世代に伝承させねばならない使命がある。

ところで、東日本大地震の時を回想してみた。
今回で5回目の震災の日。そのつど同じことを、当Blogに書き込んできている。
その当日、わたしは上野動物園へ行っていた。
動物園は、何度目かは定かでないが、今振り返ってみると「その日は動物たちは、今まで以上に活発に活動していた」ような気もする。

そんなことを、画像で述べてみます。
まずは、カバ舎。9分9厘といってもいい程いつ行っても寝ているか、水の中でボーとしているカバたち。この日は大きな口をあけて威嚇していて、いい写真が撮れたと喜んだ、が!・・・今思うに、有事の前の動物的本能だったのか!

そこで一句575: 大ぐちや 有事予感か 遠吠えか
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     2011.3.11・14:04上野動物園にて撮影

また、ペリカンの鳴き叫び、または笑い声も、何だったのか?
こちらも一句: 鳴け叫ぶ 動物感の 兆候か
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        2011.3.11:14:35 上野動物園にて撮影 

そして、2時半過ぎに動物園を後にして、不忍池湖畔の茶店で休んでいた時あの大惨事に遭遇しました。
もし動物園の中にいた時なら、動物はどんな仕草だったのか思うと、ぞっとしました。

2度目の大地震に時、広い上野公園の上空はカラスや鳥たちが大鳴き声で乱舞していた。
そこで一句575: 上野森 怒涛の乱舞は カラス哉
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     2100.3.11 14:53上野公園にて撮影

また、ここ上野公園は大惨事の時の、東京都の避難場所に指定されています。
周囲をみると、いつも間にかたくさんの人が居て、皆さん携帯電話などで不安げに安否の確認をしていた。
そこで一句575: 不安げに 安否確認 人と
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     2011.3.11 15:23上野公園にて撮影

そんな姿をみながら、上野駅に行ってみたが、電車はすべて運転中止。
あちこちと歩きまわったが、すべてがシャットアウト。
『もう今夜は野宿か』あきらめて日暮里駅構内で休んでいたら、荒川区役所の方が来て避難場所まで案内され、快適な部屋で一夜を過ごすことができました。
あのときの荒川区役所の職員さんは神さまに見えました・・・有難うございました。

今思うに、上野公園は安全な広場。そして暖房の効いた部屋で安心して過ごせた自分は、都心での避難民の中でも、最も幸せだったのかもしれない、と。天に感謝した。


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