蝉の殻が暑さの中、あちこちに！

連日の35度前後といった暑さに、きょうも朝から日夜にかけてぐったりの日々が続く！
きょうもテレビの天気予報を見れば列島は真っ赤に染まりその周囲には各地の"猛暑警報" ”熱中症警報”がぐるりと取り囲む・・窓を開ければムンムンする空気が飛び込んでくる！
午後三時半の空模様！
当Blogの新鮮なネタ取材に飛び出したいのだが、この暑さには閉口”体力も限界！”というこもありで、夕方近くの児童公園へと一時間ほど出かけてみた。

いまは夏休みの時期！・・いつもなら子どもたちの元気な声が聞こえるが、きょうはこの時間でもさすがに人っ子一人もいないといった状況だ！
桜やヒノキなと葉っぱの多い木々があるこの公園！いまはミンミンゼミが”腸をちぎるかのような声”を出し鳴いてはいたが、その姿は葉っぱに隠れて見当たらない！
ぐるっと一回り、見わたし探していたらヒノキの大木に、アブラゼミ鳴き叫ぶ！！
　　そこで一句５７５：アブラゼミ　暑さ搔き立て　すまし顔

蝉さんには申訳ないが、このアブラ蝉の声を聴くとよりいっそう汗が噴き出す感があり！
・・されど彼らはすまし顔で、余生を楽しんでいる様子だ！
さらに進む・・桜の樹の下にたくさんの穴ポコがあいていた・・見あげるとあちこっちに"空蝉"の殻がへばりついてるではないか！

いっしょけんめいに土の中から這い出して、彼なりの短い人生を楽しんでいるのだろう！
しかし皮をむく時のかなりの力　こん身込めての総力を込めての様子がうかがえられる。
　　そこで一句５７５：ふんばって　空蝉の爪　突き抜ける

そんな夕べのひと時をアップしてみました。