寒さを感じる一日！・・「秋めく一日」

いつものTシャツにカーディガン姿・・外出にはさらに、上着を一枚羽織る！
朝からどんよりと曇りがち｢時雨模様の一日で、気温は17℃前後！｣といった首都圏陽気。

暑かったり寒かったりの気温の変動で、人も咲く花も、「目白黒」しそうな陽気の昨今。
こちらの花・・昨年だったろうか、持ち主のおばあちゃんに「この花、何て言うんですか」と尋ねたら、「私も良く知らんけど、我が家ではトランペットと呼んでます」と。
ということで、ここでは「トランペット」と云うことにしておこうか！
その夏の花、トランペットもこの連日の寒暖気候に、いささかダレ気味もようだ。
　　そこで一句575：我悲し　気温差激し　葉月かな

畑の端には、数本の「コキア」が色づき始めていた。
別名ほうき草で、「その実はとんぶり」になるそうだが！・・秋の植物の代名詞か！
　　そこで一句575：畠の端　コキア色づく季節かな

またこちらの畑は、すでに農作物は仮入れられての休耕地となっている。
その端には数本のコスモスが、秋風に誘われゆらりゆらと申し訳なさそうに咲いていた。
寒空の下の、まさにこれから迎える「秋口を象徴する」かのような、光景にも見えた！
　　そこで一句575：農閑期　素朴さ誘う　里の秋

そんな街中と云うか、畑の続く道をのんびりと歩く帰り道・・川をのぞき込むと、川面から飛び出している小さな岩場には、何と5匹以上もの亀たちが重なり合い、｢押し競 まんじゅうの甲羅干し？」姿が目に入る・・あぁ！　秋風吹く中での、甲羅干し季節か！とため息！
　　そこで一句575：蜜 重ね　秋風のどか　這う水面

こちらは三密などはお構いなし・・くっつき合い、爽やか風任せのひと時を楽しんでいた。