台風21号の後遺症・・大きな爪跡を残す！

前頁でも述べましたが、25年ぶりとも云われている台風21号。
気象庁が警戒警報を発しいただけあって、報道によれば、その被害は甚大だった。
前頁では、大阪国際空港の冠水と連絡橋へのタンカー衝突を述べたが、「風速50m以上お恐ろしさ」があちこちから画像として寄せら、その恐ろしさが身に染みた。
大型トラックが煽られひっくりかえる。小さな小屋が吹っ飛ばされる。マンションのベランダに大きな鉄板が飛び込んでくる。工事用の足場が崩壊する・・等々まるで映画のシーンのような「ドキュメント」である。
雨による川の氾濫やがけ崩れも壮烈で恐ろしいが、大都市の風害もまた恐ろしい。
私たちの周辺には、色々の危険との隣り合わせになっていることを知らされた。

いつも歩いている「江戸川」にでてみる。
河川敷は洪水にはならず、平常通り青々としていた。空を仰ぐと真っ青な空に、真新しい筆おろしの一筆が描き映されていた。
　　そこで一句575：嵐去り　澄み切る天に　筆おろし

今日は風こそ強かったが、どうしてあんな『悪さをするんだよー！』云いたい。
河川敷の花壇の花も洪水は避けられて、強風にも耐えきれいに咲いていた。
　　そこで一句575：台風に　負けず賑わす野辺の花

そして夕暮れ。モヤもみんな吹っ飛んだきれいな西の空に、夕焼けが現れました。
　　そこで一句575：色冴える　台風一過の　置きみやげ

そんな「台風一過」の江戸川を散策してきました。