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春深し東福寺を楽しむ

20℃以上の日が続けば4月中旬と云っても、もう初夏と云っていいのでは!
電車の中では、若い人たちは半そで姿がたくさん見受けられる。
また、春の嵐の影響もあるが、この暑さで大半の桜は散り落ちてしまったようだ。
春から初夏を迎えようとしている一日を、流山市にある古刹東福寺を訪ねてきた
当Blog3月31日でも紹介(興味ある方は(こちら)Click)しましたが、JR馬橋駅から流山駅まで通常は2両連結で走るのどかな電車『流鉄・流山線』で「鰭ヶ崎駅」下車。
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歩くこと10分足らず。
目の前には、我ら高齢者にとって一番苦手とする急こう配の石段が立ちはだかる。
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おいしょ・どっこらしょと登り詰めると「仁王門」があり、くぐり抜けると境内は桜の樹でいっぱい桜の名所のお寺です。既にソメイヨシノは緑の葉桜、散る桜となっていた。
お蔭で蟻などの小虫たちは、手汚さずで花の蜜にありつけるよだが・・!
  そこで一句575:散る花や 蟻もおこぼれ 蜜に逢い
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また隣にある池を見てビックリ!・・一面が桜の花びらで覆い尽くされているではないか!・・ちょっと珍しい光景なので、一枚パチリ!
  そこで一句575:庭の池 桜吹雪に 薄化粧
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ところでお目当ての「牡丹の開花」はどうだろう?
ここでは桜に代わり、やっと咲き始めのきれいな緋牡丹などを見ることができました。
  そこで一句575:牡丹咲く 名残りの花や 寂て散る
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こちらは枯山水のお庭に咲く、大輪三姉妹です。
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またこちらは、藤とのコラボレーションが良く似合います。
この藤は、市川市にある高圓寺の「長寿藤」の枝を当寺の山藤についだとある。
ということは、かなり長い藤の房が期待できるのかもしれませんね。
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高円寺の長寿藤についての詳細は、市川市観光協会 高園寺(こちら)をClick)
さて三枚前の写真にある赤い門には、左甚五郎の作と伝えられている「目つぶしの鴨」なる彫刻が程刈られている。当地に伝わる『民話』の鴨で、「農作物を荒らして困り果てた農民が懲らしめの為に、目にくぎを打ち付けた」と伝承されています。
(民話の詳細は流山市観光協会「民話の里をたずねて(こちら)をClick)
  そこで一句575:悪しき鴨 実入りの秋のご災難
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ということで、花の園を一回り境内正面へ戻る。
最後に成りましたが、桜の木に囲まれて本堂があり、今日も読経の声が聴こえます。
創建は定かでないが、長い間世の中の喜怒哀楽を観てきた古刹です。
  そこで一句575:幾百年 世相の春を 見る古刹
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そんな東福寺散策のひとときでした。

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